中断してしまいましたが「
グラン・カナリアをレンタカーで走る」のつづきです。
レンタカーで島の北西&北部の街に寄った後は、島の北東にあるグラン・カナリア島最大の都市、ラス・パルマス(Las Palmas)へ向かいました。
レンタカー会社の人に、港のそばのショッピングセンターの駐車場は3時間まで無料と聞いたので、そこに車をとめ散策開始。港には大きなクルーズ船が泊まっていました。出港の時間が近いのか、街に出かけていた船の乗船客が次々と戻ってきて船に乗っていっていました。私もいつかこんなクルーズ船に乗りたいなぁ。
港から歩いて10分強、ラス・カンテラス・ビーチ(Playa de las Canteras)に到着。
全長約3kmほどのビーチ。島の南部に比べると波があるけれど、海は青くて綺麗。
海岸沿いにのびるプロムナード。この日の気温26℃。
カナリアは常春の島と呼ばれていて、暑すぎず過ごしやすいです。
海を眺めながら、散歩。ここでもみな一生懸命に日光浴してました。
海岸沿いを歩いた後は、ラス・パルマスの旧市街に移動(車で10分程)。
旧市街だけあって古い建物が多く、同じラス・パルマスでも港周辺とは違う雰囲気。
コロンブスがグラン・カナリア島に寄った際、滞在したと言われている家。
新大陸への航海を控えて、ここでどんな気持ちで過ごしたんだろう。
彫刻の施された木製のテラスがついた建物の造り、カナリアらしい。
旧市街のシンボル、聖アナ大聖堂(Catedral Basílica de Santa Ana)。
15世紀、島がスペインに征服されてすぐに建築が始まり、200年後に完成したとか。
島で一番古く、一番大きな教会。カナリア諸島の司教座もここに置かれているよう。
教会の中には入れませんでしたが、塔には登れるということで登ってみました。
所狭しと並んだ建物の向こうにある海にはコンテナ船がいっぱい。
海とは反対の陸側。こちらも建物がギッシリ。建物の色も大きさも何も統一感がないこの無秩序な感じ、日本の都市部のごみごみした感じを思い出して、眺めているのが楽しかったです。こういう景色、ドイツにないなー。
聖堂の塔にのぼった後は旧市街をぶらぶら。そういえばカナリア島はこの写真にあるようなツルツルしたタイルのような地面が多くて、よく滑りました。ホテルの近くの歩道でも何度転びそうになったか。なんでこんなツルツルな素材にするんでしょう。
ラス・パルマスを見た後は、ホテルに戻る前にまだ少し時間もあるし、ということでラス・パルマスの約20km南、島の東部に位置するテルデ(Telde)という街に寄りました。
街の中心にある洗礼者聖ヨハネ教会。
教会のある広場から伸びていた道を歩いてみたけど、どのお店も閉まっていて静か。
時間は午後4時半頃。カナリアでは昼過ぎ~午後5時頃まではシエスタで個人のお店は閉まっていることが多かったです。ドイツでも午後0~2時までは昼休みで閉まるお店が多いけれど、カナリアはもっとのんびり。いいなぁ。
ガイドブックに、テルデのサン・フランシスコ地区は「タイムスリップした気分になれる」とあったので行ってみた、白壁のつづくサン・フランシスコ地区。
ガイドブックと私の考えていたタイムスリップ先は違ったようで「???」でしたが、まぁいっか。こんな感じにレンタカーでの1日島観光は終わりました。
今回の走行距離は約230km。下の地図のピンクのラインが今回走った道。(緑は去年)
去年・今年と合わせて島で行ってみたかったところは大体見れたかな。
以上、2015年のカナリア旅行記でした。2016年もあるかな?!
ブログ訪問ダンケ!