途中寄ったのはチーズの街ゴーダ(Gouda、オランダ語ではハウダと読むらしい)。
アムステルダムから南に約60km、のどかな風景の中を1時間弱走って到着です。
車をとめて、市庁舎のある広場までぶらぶら。ゴーダにも運河がありました。
市庁舎が見えてきました~。なんだかお城みたいな市庁舎!
手前の街灯にオレンジ色の王冠がかぶせられているのは、この2日後が祝日・オランダ国王の誕生日だったため。ほかにもオレンジ色で飾りつけされたお店があったり、オランダでは王様の誕生日は盛大に祝うよう。
ゴーダでは4月~8月の毎週木曜日に市庁舎前広場でチーズ市が開かれています。
といっても本物の取引があるわけではなく、昔のチーズ市を再現しているもの。
取引の様子はこんな感じ。お互いの手をたたきながら値段を交渉。
取引が成立したら握手。
取引されたチーズは荷台に載せられて終了。
チーズ市でチーズを買うことはできませんが、市庁舎前広場には普通の市もたっていて、中にはチーズを売るスタンドもありました。
お土産屋さんにもチーズがいっぱい、街中にもチーズ屋さんがいくつかありました。
ゴーダに寄った後は、ゴーダの約25km南にあるキンデルダイク(Kinderdijk)に向かいました。途中、ナビ通りに走っていたらたどり着いたところは川。
橋がなく、船で対岸に渡るよう。ほ~面白い。
船に乗っていざ出発!出発と同時に集金係が来て乗船料2.7ユーロ(約370円)を回収されました。無料じゃなかったのか!
そんなこんなで船に乗ったり道に迷ったり、本当ならゴーダから30分ほどで着く予定なのに約1時間かかってキンデルダイクに到着。
キンデルダイクには世界遺産になっている風車群があります。オランダというと風車のイメージがあるけれど、こんなにたくさん風車が並んでいるのはここだけ(だと思う)。
いい具合に雨も止み、青空が広がり始めたので風車に向かってお散歩。
中に一つ入場可な風車があるので入ってみました。入場料6.5ユーロ(約900円)。
低地が多く洪水の多かったオランダで、低地からそれより高いところにある川に水を送るために作られたのが風車。風車=粉挽き用だと思っていたけれど、こうやってオランダは水害から国を守ってきたのね!
風車一階にあるリビング。この風車には20世紀はじめ、風車守の夫婦とその子供13人が住んでいたらしい。風車の2階と3階に子供部屋もあったけれどとっても狭くて、よくもここに大家族で暮らしたなぁとびっくり。
19基ある風車の中には今でも人が暮らしている風車があるようです。
訪れるまではただ風車がたくさん並んでいる場所としか思っていなかったけれど、キンデルダイクには風車とともに刻んできた人々の歴史がありました。
水辺の散歩道には菜の花が咲いていました。青空と風車と菜の花、きれい。
風車に感動した後は、ベルギーのブリュッセルに向けてさらに南下しました。
途中、キンデルダイクから1時間ほど走ったところでベルギーに入国。
ベルギーでの旅、つづきます。
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