向かったのはロマンチック街道にある街、ローテンブルク(Rothenburg)。
シュトゥットガルトから約150km北東、車で1時間半ほどなので日帰り圏内です。
ローテンブルクに到着。ローテンブルク&ロマンチック街道は日本からの観光客に人気のある場所なので、看板には日本語も書いてありました。
ローテンブルクは中世の街並みの残る市壁に囲まれた小さな街。
この門の向こうが旧市街、メルヘンな世界です!
門をくぐると石畳の道が続き、カラフルな家があり、市壁の外とは別世界。
歩いていて特に目を引くのが可愛い看板たち。
キョロキョロしながら歩きました。
パン屋さんの看板もプレッツェルの形でかわいい。
市壁の門をくぐってしばらく歩くと街の中心にある聖ヤコブ教会が見えてきます。
教会前にあった聖ヤコブ像。聖ヤコブのシンボルであるホタテ貝をもっています。
どうしてヤコブ=ホタテ貝になったのは知りませんが、ドイツ語ではホタテ貝のことをヤコブの貝(Jakobsmuscheln)と呼びます。
入場料2ユーロを払って教会に入りました。
聖ヤコブ教会の見どころの一つ、聖血の祭壇。15世紀の彫刻家リーメンシュナイダーの作品。すごく細かくできています。これを彫ったなんてすごい。
最後の晩餐。
主祭壇。
真ん中に水晶のはめられた十字架。
教会はいつ来ても心が落ち着きます。
教会を見学した後は、すぐそばにあるケーテ・ヴォールファートへ。
ここは一年中クリスマスグッズの売っているお店です。店内は綺麗なクリスマスの飾りやツリーのオーナメントがたくさんあってワクワクします。
他にもいろんなテディベアが売っているお店など、かわいいお店がたくさんあります。
ローテンブルクの市庁舎の横を過ぎて、散策は続きます。
ひたすら続く石畳の道。雨で濡れた石畳も、これまた綺麗。
さてこの辺りでお茶休憩でもしましょう!ショーケースに並んでいる丸いのは、シュネーバル(Schneeball)というローテンブルク名物のお菓子。
小麦粉・卵・バター・砂糖でできている生地をこんな風にギザギザに切って
それを丸めて
こんな丸い型の中に入れて油で揚げると
約5分後にはこんな風にできあがります。これがシュネーバル=雪玉。
クラシカルなのはこれに粉砂糖をかけたもの。他にもチョコレートのかかったものなどいろんな種類が売られています。
キャラメル風味、コアントロー風味のチョコレートのかかったものを買いました。
おいしいのですが、揚げてあるので半分でお腹がいっぱいになりました。
ここはよく絵葉書にもなっている風景。
上の写真の塔(門)のところで旧市街は終わりなので、また来た道を戻りました。
こうして約3時間のローテンブルク散策は終了。中世の世界から市壁の外にでて現代に戻り、次なる目的地に向かって走りました。
ドイツの旅は「鉄腕ゲッツのいたお城 ホーンベルク城」につづきます。
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