まずはホテル近くのトレヴィの泉へ。9時ちょっと前、まだ団体の観光客が来る前のトレヴィの泉は午後のように混んでおらず、写真を撮るのにもよかったです。
トレヴィの泉から歩いて10分ほど、見えてきたのはトラヤヌス帝のフォルム(の跡)。
そのすぐそばに、この日最初の目的地、フォロ・ロマーノがあります。
フォロ・ロマーノ、隣接するパラティーノの丘とコロッセオの共通入場券は12ユーロ。
この後行ったコロッセオでは入場券を買うのに長蛇の列でしたが、フォロ・ロマーノではほとんど並ばずに買えました。フォロ・ロマーノで買った共通券を持ってコロッセオに行くと列をスキップしてコロッセオに入れるので効率がいいです。
フォロ・ロマーノはローマ帝国の政治・経済の中心だったところ。
右に見えるのはセプティミウス・セウェルスの凱旋門。ガイドブックを見ながら周りましたが、名前を見ても「そんなような皇帝、世界史にでてきたかもね~」という程度の理解なので、さらっと見学。残っているのも建物の一部なので、想像力が必要。
真っ青な空が綺麗!な3本の柱が残るカストルとポルックス神殿。
上のセヴェルスの凱旋門とは反対側の端にたつティトゥスの凱旋門。
ユダヤ戦争に勝った記念に81年に建てられたもの。門の内側のレリーフも綺麗で、これが2000年も前に作られたなんてすごすぎる。
フォロ・ロマーノを一通り見た後は、コロッセオへ。思ったよりも大きい!
今は日よけが残っておらず日が当たって暑いけれど、当時はひよけがあって、特に皇帝の席には日が当たらないようになっていたとか。
中央のむき出しになって迷路のようになっているのは地下にあたる部分で、ショーのための猛獣が収められていたところ。
コロッセオを見た後は、パラティーノの丘へ。ここも共通券で入場可。
パラティーノの丘はアウグストゥス帝の家などの残るローマにある7つの丘の一つ。
地図を見て、この丘を越えて下ると真実の口の教会に行けるのでは…と思ったのだけど、反対側に出口がなかったので、またコロッセオ近くの出入り口まで戻りました。
丘を下った後は、10分ほど歩いて真実の口のあるサンタ・マリア・イン・コスメディン教会へ(茶色い塔の教会)。手をかまれなかったので私は嘘つきじゃないよ~!
この頃から雲行きが怪しくなり始めたので、ホテルのある地区へ戻ることに。
途中お昼ご飯を食べて、ガイドブックに載っていたティラミスのお店Pompiでベリーののったティラミスを食べたら雨が降り始めたので急いでホテルへ戻りました。
2時間ほど雷&大雨だったのでホテルで一休みし、雨が止んだ後はまた街歩き。
雨に濡れた石畳とイタリア国旗に日が差している感じが綺麗だった小道。
向かったのはパンテオン。ここにはラファエロが眠っています。
ここの天井、真ん中が丸く空いています。美しい造りだけど、雨が降るとドーム内に降りこみます。雨上がりだったので、ドームの中央が水浸しでした。
パンテオンを見た後は、すぐそばにあるサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会へ。
教会前には象が十字架付きのオベリスクを支えているという面白い像がありました。
聖堂内は天井が星空のようで綺麗でした。
中央の祭壇横にたつ十字架を持ったキリスト像はミケランジェロ作。
この後は散策を続けてナボーナ広場へ行きました。
噴水が3つ並ぶ大きな広場で、周りにはカフェやお土産屋さんがあります。
広場には絵を売る人もたくさんいました。
ナボーナ広場から、そばをのびるコロナーリ通りを歩いて
この日まだ食べていなかったのでジェラート屋さんへ。イチジクとピスタチオ。
イチジクがさっぱりしていてプチプチした食感でおいしかった!!
この後はカフェでワインを飲んでまったり。日が沈み始めたのでヴェネツィア広場経由でホテルに戻ることに。存在感のある建物はヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂。
そして1日の〆はやっぱりトレヴィ。夜の泉も綺麗。
とってもよく歩いた盛りだくさんな一日でした。家に帰ってグーグルマップでこの日歩いた経路をたどってみたら15km以上歩いていました。イタリア旅行、つづく。
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